12月の税務

今年もあと一月。あっという間の一年ですね。コロナ禍の中でどう経営していくか試行錯誤を繰り返した経営者も多いと思います。ここにきてその差がさらに広がりつつあります。いい企業はさらに業績を伸ばし、悪い企業はさらに悪化しているようにも感じます。現状の経営状況を受け止め、来期に向けた改善計画を立てる時期でもあると思います。慌ただしい月ですが、税務関係の手続きも忘れないようにお願いします。個人事業の方は、決算になるので、棚卸や現金実査等忘れないようにしてください。 □12月10日 ●11月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額・納期の特例を受けている者の住民税の特別徴収税額(当年6月~11月分)の納付 □翌年1月 4日 ●10月決算法人の確定申告<法人税・消費税・地方消費税・法人事業税・(法人事業所税)・法人住民税> ●4月決算法人の中間申告<法人税・消費税・地方消費税・法人事業税・法人住民税>(半期分) ●消費税の年税額が400万円超の1月、4月、7月決算法人の3月ごとの中間申告<消費税・地方消費税> ●消費税の年税額が4,800万円超の9月、10月決算法人を除く法人・個人事業者の1月ごとの中間申告(8月決算法人は2ヶ月分)<消費税・地方消費税> ○給与所得者の保険料控除申告書・配偶者控除等申告書・住宅借入金等特別控除申告書の提出(本年最後の給与の支払を受ける日の前日) ○給与所得の年末調整(本年最後の給与の支払をするとき) ○固定資産税(都市計画税)の第3期分の納付(12月中において市町村の条例で定める日)